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平成18年4月19日 第184号                    

病院給食の制限

   看護部長   松島 眞己
   栄養科主任  安田 典子

 退院時アンケートで、食事について「悪い」との回答が毎月3〜4人みられ、「味付けが薄い」「生野菜がでない」等の声があります。 そこで今回病院食の制約についてお知らせしたいと思います。

【味付けが薄いことについて】
 日本人の1日の塩分摂取量の平均は13gで生活習慣病になりやすい体質となっているため、塩分を減らした食事の必要性があります。病院食の基準は、塩分7g以下の食事を提供することになっています。そのため、毎日の生活の習慣と比べて味が薄いと感じられると思います。個人差がありますが、3〜5日位で塩分の少ないのに慣れて来ます。

【生野菜がでないことについて】
 野菜は、食中毒からの安全性を高めるために、必ず加熱をおこなっています。そのためキュウリやトマトも熱処理をしています。また同じ理由でサシミなどの生物や半熟の料理も出すことができません。そのため食材によっては、家庭のような食感が引き出せないことがあります。
「安全」かつ「衛生」を第一優先に考えているからです。

【治療食について】
 病院の食事は、常食と治療食があります。治療食は医師から患者の病状に合わせた食事のオーダーが出て、それに基づいて献立を作ります。塩分量やたんぱく質量が患者さんによって定められ、糖尿病患者さんには、カロリーが細かく定められています。病状によってどうしても制限がでてきます。

【細菌検査用保管について】
 衛生面には十分注意して調理をしていますが、万が一食中毒が発生した時の原因究明のために原材料及び調理済み食品を2週間以上凍結して保管しています。


 以上病院食にはいろいろ制約があります。その中で少しでも喜んでもらえる献立を提供できるよう栄養科で考えています。入院中の食事は、健康食とご理解いただき、味付けを覚えて、退院後も生活習慣病予防に役立てていただければと思っています。




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