![]() 平成20年6月3日 第213号 |
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泌尿器科片山医師着任のご挨拶 |
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病院顧問 泌尿器科部長 片山 泰弘 |
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皆様こんにちは。この四月より岡村一心病院に勤務しております片山と申します。専門は泌尿器科で、少し馴染みが少ないかも知れませんが、体の中の尿の通り路(尿路といい腎臓・尿管・膀胱・尿道・前立腺等)の癌・結石や炎症を治療しています。わかり易く言えば体の中の水道工事を担当している科です。 |
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これから秋にかけての数ヶ月間は膀胱炎や尿路結石にかかりやすい時期になります。というのは汗が沢山出て、尿の量が少なくなり、尿の流れが停滞するからです。熱中症の予防も兼ねて水分摂取を心掛けてください。 私のライフワークは前立腺癌の早期発見・早期治療です。以前玉野市民病院に勤め始めた昭和52年頃(田中首相逮捕の年だったと記憶)は、まだ一般的に知られておらず、多くの患者さんが進行癌・手遅れで亡くなりました。そしてこれに挑戦することを目指したのです。 そして、「前立腺は精液の一部を作っている臓器で、生殖年齢が過ぎるとともに老化し、癌や肥大症が生じます。症状は同じなので、年をとれば出難いのは当然と考えずに是非来院を・・・」と老人会や愛育委員会さんの啓発に勤めました。その流れの中で(1)癌か肥大症かを簡単に判定できる血液検査法(PSA検査)が確立した事(2)癌の危険因子として高齢化と食生活の洋風化が指摘され、2025年には患者さんが約4倍に増加すると予想される事(3)女性に子宮癌や乳癌の検診があり男性にないのは不公平である等を説明し、周囲の理解を深めて行きました。そして遂に平成9年岡山県玉野市が県下初めて前立腺癌検診が開始され、現在県下の多くの自治体に拡がっている事を大変うれしく思っています。 岡山市でも数年前から開始されていますが、僅か3cc程の血液検査で大略鑑別出来ますので是非検診を受けてほしいと思います。そしてもし異常がみつかれば岡村一心堂病院泌尿器科におでかけ下さい。私も65歳の年齢で、毎年受けております。幸い岡村一心堂病院には癌の診断・治療についての最新の装備が整っていますのでその点でも安心と思います。 この地西大寺は私にとりことのほか思い出深い所です。半世紀近く前の学生時代同級の藤田琢二君(現藤田病院理事長)の家に大勢でおしかけ、ド宴会の後、褌しめて裸祭りに参加、水垢離の冷たかった事を昨日の様に思い出しています。 この懐かしい西大寺の土地で務めますのも不思議な御縁、今後ともよろしくお願いします。 |