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平成20年6月9日 第214号                    

耳鼻科木崎医師着任のご挨拶
耳鼻科 木崎 久喜
 皆様、始めまして。平成20年4月より岡村一心堂病院耳鼻咽喉科に着任いたしました木崎久喜と申します。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。これまでは主に四国の病院に勤務しておりました。前任の病院では内視鏡による鼻の手術(副鼻腔炎、副鼻腔真菌症、鼻中隔弯曲症、肥厚性鼻炎、鼻出血)や、扁桃腺、アデノイド、声帯ポリープ、唾液腺(耳下腺、顎下腺)の手術などをやっておりました。大学病院では顔面神経麻痺の研究で学位を取得し、また耳の研究でスウェーデンのカロリンスカ研究所に留学しました。このような経験がこの病院の業務においても少しでも役立てばと考えております。

 耳鼻咽喉科は耳、鼻、のどなど主に体の小さな「穴」を診察する科です。これらを肉眼で詳細に観察し、小さな病変を早期に発見することは容易なことではありません。そのため顕微鏡や内視鏡などの診療機器が開発されてきました。つまり耳鼻咽喉科学の進歩の歴史は、これら光学機器の発展の歴史とも言えるわけです。患者様のニーズに十分お応えし、より進んだ医療を提供するためには、医師の経験、技術だけに頼るのではなく、やはりこれらの新しい機器を導入していくことが必要です。もちろんどんなに優れた機器も自動的に病気を診断してくれるわけではございませんから、医師には新たな機器を使用し、診療に活かす技術、そのための努力が常に求められるわけです。本院耳鼻咽喉科もこのたび最先端の内視鏡(ビデオスコープ)を導入いたしました。咽喉頭や鼻の診察に威力を発揮します。従来の内視鏡と比較して解像度が格段に進歩しています。耳鼻咽喉科の癌は主に咽頭や喉頭の粘膜から発生してきます。CTやMRIなどの画像装置ではある程度病変が大きくならなければ発見できません。早期の病変を発見するには内視鏡により粘膜表面を詳細に観察することが不可欠です。今回導入しました内視鏡は必ずや皆様のお役に立てるものと期待いたしております。のどの症状がございましたら是非お気軽に耳鼻科を受診してみてください。また当科では耳を観察するための新しい顕微鏡も近々導入の予定です。なお、現在広く耳鼻咽喉科で使用されている鼻の手術用内視鏡は当科ではまだ導入されておりませんが、地域の皆様のニーズがございましたら今後導入も検討していきたいと思っております。新しい技術による診察と患者様に対する十分な説明をモットーに、納得いただける医療を提供していければと考えております。今後とも岡村一心堂病院耳鼻咽喉科をよろしくお願い申し上げます。







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