![]() 平成22年1月26日 第228号 |
|
1月21日に、岡山県下に食中毒(ノロウィルス)注意報が発令されました。 |
| 技術部長 森安 節子 | |
|
【ノロウィルスとは・・・】 冬場に多くみられ、急性胃腸炎を引き起こすウィルスの一種です。感染力が非常に強いです。 【感染経路】 カキなどの貝類による食中毒の原因となるほかに、感染者の吐物や便を処理中に起こる二次感染、さらにそれが乾燥してできた粉塵を吸い込むことで感染する場合があります。下痢などの症状が消失しても便の中からは1週間近く排泄が続きますので注意が必要です。 【症状】 感染後、1〜2日の潜伏期間を経て、急性胃腸炎(多くは嘔吐・下痢・腹痛)が現れます。症状の始まりは突発的に起こることが多く、特徴的でもあります。 通常は1〜2日で治癒しますが、免疫力の低下した高齢者や乳児は重症化する場合がありますので注意が必要です。 ![]() 【治療方法】 脱水に対する対症療法が中心となります。 【感染予防】 @ 手洗いの励行。 A 調理器具を衛生的に保つ。 B カキなどの食品は十分加熱(中心温度 85℃、1分以上)する。 【吐物・便などの汚染物の処理方法】 @ マスク・ビニール手袋、ペーパータオル、ビニール袋を準備する。 A 消毒液の準備: A・・・家庭用塩素系漂白剤(ハイター、ブリーチ等)10mlを水道水500mlで薄めます。 B・・・家庭用塩素系漂白剤(ハイター、ブリーチ等)8mlを水道水2000mlで薄めます。 * 使用する漂白剤の注意事項をよく読んで、安全に使用してください。 * 誤飲防止の為、使用後は廃棄してください。(大量の水で薄めて流す) B マスク・ビニール手袋などを装着してからAの消毒液をしみ込ませたペーパータオルで吐物・便 の周囲から包み込むように静かにぬぐい取ります。(すぐにビニール袋へ入れて密封します) C ぬぐい取った後の床等はBの消毒液で拭きます。想像以上に飛び散っていますので、周囲を広範 囲に消毒します。便座やドアノブもBの消毒液で消毒します。 D 10分程度放置後、消毒部分を水拭きします。 E 吐物・便などが付着した衣類・シーツ・タオルなどはペーパータオルで付着物を除いてからビニ ール袋に入れた後、85℃、1分以上の加熱またはBの消毒液に30分以上浸けた後、他の物と分け て洗います。 * 高温の乾燥機やスチームアイロンを使用すると消毒効果が高まります。 |