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形成外科とは、何をしている科なのかご存知でしょうか。 体の外見や機能を取り戻す、というのが形成外科です。 特に体の表面を扱うのが特徴です。 具体的には次のような例を扱っています。 1、 ケガ(すり傷、切り傷、やけどなど) 形成外科は傷を治すことにかけては専門家です。普通に治療するよりもはるかに早くきれいに治すことができます。 昔は「傷は乾かした方が早く治る」と言われていましたが、それは大きな間違いです。 適度にうるおいがあった方が早く治ります。無理やりガーゼをはがしたりしませんので痛みが非常に少なく、子供さんもあまり泣いたりしません。 |
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傷を縫う時も、細い糸で丁寧に縫うので、傷あとがあまり目立たなくなります。 |
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2、傷あと、ケロイド 傷がある程度深くなると、たとえ形成外科医が治療しても傷あとは残ります。 見た目の問題だけでなく、ひきつれて関節を動かしづらくなることもあります。 現代の医学では傷あとを消す事はできませんが、傷あとを目立たなくすることはできます。 また、体質によってはケロイド(傷あとが赤く盛り上がった状態)になることがあります。この場合も治療を行います。 |
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3、まぶたが下がる(眼瞼下垂) 老化やコンタクトレンズの着用などが原因で、まぶたが下がってくることがあります。これが眼瞼下垂です。 前が見づらいのはもちろんのこと、他にも様々な症状が起きます。頭痛、肩こり、不眠など、一見まぶたとは関係なさそうな症状が起きます。無理やり眉毛を上げてまぶたを開けようとするため、筋肉に余計な負担がかかるためと言われています。 治療は基本的に手術ですが、日帰りで可能です。健康保険も適用されます。 (1) しわ取り(除皺術) まぶたの皮膚がたるんでかぶさっている方が対象です。たるんだ皮膚を切り取って、縫い寄せます。 |
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(2) 眼瞼挙筋短縮術 まぶたを開ける筋肉(眼瞼挙筋)が弱っている方が対象です。筋肉を縫いつけ直します |
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4、リンパ浮腫 がん(子宮がん、卵巣がん、前立腺がん、乳がんなど)の治療でリンパ節を 切除されたり放射線治療をされたりした場合、足や手がむくんでくることがあります。 これがリンパ浮腫です。 ストッキングなどによる圧迫やマッサージが基本的な治療ですが、手術で改善することもあります。それがリンパ管静脈吻合術です。リンパ液の流れを静脈に逃がすことにより、むくみを改善させます。 |
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リンパ管の直径は1mm未満と非常に細く、高度な技術を要する手術です。 5、先天異常 先天異常も色々とありますが、形成外科は主に体の表面を扱います。 ・ 手足の異常(多指症、合指症、裂手症など) |
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・ 耳の異常(小耳症、埋没耳、耳瘻孔、副耳など) |
埋没耳
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・ 顔面の異常(口唇口蓋裂など) ・ その他(でべそなど) |
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6、皮膚潰瘍 皮膚潰瘍とは、さまざまな原因(ケガ、糖尿病、動脈硬化、静脈瘤、床ずれなど)で皮膚に穴があくことです。 最近は治療法が発達したため、手術せずに治ることも多くなりました。それでも改善しない場合は手術することもあります。皮膚を移植したり、近くの皮膚をずらしたりして潰瘍をふさぎます。 |
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7、巻き爪 爪が食い込んで指が痛くなることがあります。原因としては、水虫、深爪、きつい靴などが挙げられます。 当院では痛みが少ない方法で治療しています。 (1)ワイヤーによる爪矯正 ワイヤーが元の形に戻ろうとする力を利用し、じょじょに爪を平らにします。 時間はかかりますが、痛みはほとんどありません。 |
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(2)フェノール法 食い込んでいる爪の端を抜き、さらに爪の根元を薬品で処理します。 少し爪の幅が細くなりますが、ほとんど見た目は変わりません。 確実性は高いですが、局所麻酔が必要なのが欠点です。それでも昔ながらの手術と比較すれば痛みははるかに少ないです。 |
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8、顔面神経麻痺 ウイルス、手術、ケガなどが原因で顔面神経が麻痺することがあります。 顔が左右非対称になるという見た目の問題だけでなく、眼が乾いたり飲んだ水がこぼれたりすることもあります。 自然に回復する事も多いですが、麻痺が残った場合は手術を行うことがあります。 麻痺した部分を糸や筋膜で引っ張ったり、筋肉を移植したりします。 |
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9、できもの(腫瘍) 外科や皮膚科で手術することもありますが、形成外科では傷あとがなるべく小さく目立たなくなるよう手術します。 (1) ほくろ よく似た皮膚癌もありますので、注意が必要です。 |
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(2) 粉瘤 皮膚がめくれこんで袋を作ったものです。中にはアカが詰まっています。 少しずつ大きくなり、時には化膿することもあります。 |
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(3) 脂肪腫 良性の場合がほとんどですが、まれに悪性の場合もあります。急に大きくなった場合は注意が必要です。 |
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