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検査項目・結果の解釈について(免疫検査)
*は当院外来ドックの項目です
* CRP(C反応性蛋白) 炎症の有無・程度を調べる検査です。特に細菌の感染症で高くなります。その他、膠原病や心筋梗塞、外傷、骨折、外科手術などでも高くなります。 数値が大きいほど炎症も強いことを表しています。
* RA (リウマチ因子) 慢性関節リウマチで陽性となります。その他、膠原病や慢性の肝疾患でも陽性となり、一部健常者でも陽性になることがあります。 (リウマチ以外での陽性率は約3割と言われています) リウマチは診断基準が数項目あり、この検査はそのうちの1項目でしかありませんので、 RA陽性=リウマチとは言えません。
* HBs-Ag
 (B型肝炎S抗原)
HBs-Abv
 (B型肝炎S抗体)
B型肝炎ウィルスの表面蛋白です。これが陽性の場合、現在B型肝炎に感染していることを表しています。
B型肝炎ウィルスの表面蛋白に対する抗体です。これが陽性の場合、ワクチンを打ったあとか以前B型肝炎に感染していたことを表しています。 (過去の感染の場合は、現在は治癒している証明になります。)
HBs-AbはB型肝炎の防御免疫ですので、免疫をつけたい人はワクチンを打って作ります。
【 B型肝炎 】 B型肝炎はB型肝炎ウィルスの感染によっておこります。感染経路には血液(輸血や同じ注射針の使い回し)や精液などの体液を介した『水平感染』と母子間の『垂直感染』 あります。B型肝炎ウィルスに感染すると一過性(急性肝炎を発症したのち完全治癒)の感染で終わる場合と持続性(HBs-Agがずっと陽性)感染となる場合とがあります。 一過性感染では数%が劇症肝炎となり生命も危なくなります。持続性感染では慢性肝炎になることがあり、数10年かけて肝硬変へと進んでいきます。
* HCV-Ab
(C型肝炎抗体)
C型肝炎ウィルスに対する抗体です。C型肝炎抗体はB型肝炎抗体と違って防御免疫ではないので、この抗体が陽性の場合はC型肝炎に感染していると考えられます。 C型肝炎はワクチンによって免疫を作ることはできません。C型肝炎ウィルスそのものは遺伝子を増幅させて測定するような検査でなければ現在のところ検出できません。
【 C型肝炎 】 C型肝炎はC型肝炎ウィルスの感染によっておこります。感染経路は主に血液(輸血や同じ注射針の使い回し)を介したものです。 C型肝炎は慢性化しやすく、数10年を経て肝硬変、肝癌へと進行していきます。
ガラス板 梅毒検査のひとつです。梅毒に感染すると陽性になります。 この検査は梅毒に感染することによって作り出される免疫を調べる方法で、簡単な操作で検査することができますが一部の膠原病でも陽性になることがあります。
TPHA 梅毒検査のひとつです。梅毒の病原菌の菌体成分より抽出したものを用いた検査で梅毒に特異的な反応を示します。
【 梅毒 】 梅毒はトレポネーマ・パリーダムというスピロヘータ(らせん状の菌)によって感染します。 感染経路は主に性交によります。梅毒は病状の進行により3期に分けられ、1期では局所に潰瘍をつくります。 2期では全身に広がり、皮膚や粘膜に発疹がでます。感染から約3年たち3期になると皮膚に潰瘍がおこり、さらに進むと中枢神経まで侵されます。

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