| * | 性状 |
正常尿の色調は淡黄色から淡黄褐色です。尿に血液が混ざる(血尿)と赤くなりますが、見た目に血尿がわかる時は相当の血液の混入がある時です。
また、ビタミン剤の服用時には蛍光黄色になるように、薬によって着色されることがあります。 正常尿は混濁がなく透明です。細菌尿では混濁します。尿中の塩類が冷えたため析出すると混濁の見られる場合があります。 |
| * | pH |
尿の酸性・アルカリ性をみます。正常尿はだいたい6.0前後の弱酸性です。 膀胱炎など細菌が増殖するとアルカリ性に傾きます。 |
| * | 蛋白 | 蛋白が陽性になるものには腎臓の機能の低下による場合、異常蛋白の病気や尿路感染による場合、激しい運動後や発熱時など病的でなく一過性の場合がありますが、 異常のない人でも陽性になる場合があります。 |
| * | 糖 |
腎臓での閾値(壁)を越えると尿中に糖がでます。(約180mg/dl) 糖尿病など血糖値が上昇するために閾値を越えてでる場合と腎炎などで閾値が低くなった場合(この場合腎性糖尿と言って血糖値は正常です)があります。 生まれつき良性の尿糖もあります。判定の際、ビタミンCを服用していると陰性化しますので注意が必要です。 |
| ケトン |
体がブドウ糖を利用できなくなると肝臓が脂肪酸からアセトン体を作ってエネルギー源にしようと働きます。このアセトン体がケトンです。 インスリン分泌の少ない糖尿病や絶食、嘔吐、下痢などで陽性になります。 |
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| * |
ビリルビン |
肝炎や胆のう炎など黄疸がでていると陽性になります。(ごく軽い黄疸では検出できないこともあります。) |
| * |
潜血 |
尿中に赤血球がでていると陽性になります。腎炎や尿路結石、泌尿器系の腫瘍や外傷、膀胱炎などがあります。 特別な場合で筋肉や、免疫により血管内の赤血球が壊れても陽性になります。 これらは顕微鏡で細胞を見ることで判断できます。異常のない人で軽度陽性にでることもあります。 判定の際、ビタミンCを服用していると陰性化しますので注意が必要です。 |
| * |
ウロビリノーゲン |
正常では少量排泄されています。結果の欄に『N』と書かれていれば正常です。 肝炎などでは多量に排泄されるので陽性になりますが、胆管が詰まって胆汁が流れなくなると排泄されないので陰性となります。 その他、腸内細菌の影響を受けますので抗生物質の長期投与を受けると腸内細菌の減少で陰性になる場合があります。 |
| * | 比重 | 尿の希釈・濃縮をみます。およそ1.008〜1.035の間にあります。 多量の水分を摂取すれば低くなり、発汗や下痢など水分の喪失があったり糖や蛋白がでていると高くなります。 |
| * | 尿沈査 |
尿10mlを専用の試験管にとり遠心して底に集められた細胞を顕微鏡でみます。 血尿の原因が何であるのか、膀胱炎や腎炎などの炎症があるかないか、細菌や悪性細胞の有無などを判断します。 |
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