| ガンマナイフの優位性について |
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脳腫瘍などの頭蓋内病変の放射線定位治療は1968年ガンマナイフから始まりました。ガンマナイフの30年の歴史では、石膏型で頭部を固定した時期があったようですが、正確に位置決めするために、現在のフレームをピンで頭蓋骨に固定する方法になったようです。皮膚を幾らしっかり固定しても、頭蓋骨は皮膚の下で動き、従って、皮膚の固定では正確な照射は望めません。僅かな痛みは伴いますが、正確な照射にはフレーム固定は必須です。 サイバーナイフは照射の基準になるフレームを使わないため、頭頂骨の先端部を位置基準に使います。そして同じく骨の見えるCT画像を元に照射プログラムをします。しかし脳腫瘍の位置がCTでハッキリと同定できるとは思えません。手間を掛ければ腫瘍のはっきり見えるMR画像と照合してCT画像上でプログラムしますが、全く同じスライスで撮影することは出来ませんから、正確に照射できているはずがないでしょう。 サイバーナイフはCT画像ですから、聴神経すら明確に同定は困難で、聴神経腫瘍の治療が本当に出来ているのか疑問です。ましてや更に細く同定困難な三叉神経をサイバーナイフで照射するのは、更に疑問です。頭蓋内病変の把握にはMRIが必須で、そのデータが直接プランニングに生かされねばなりません。 ガンマナイフはMRI、血管造影、CTの何れでもオンラインでそのまま照射プランプログラムに取り込んで処理できます。フレームの存在でMRI画像が歪むことはありません。 ガンマナイフでは30年余りの歴史の中で、ガンマ線を使っての有効な線量についてデータが蓄積され、現在もまた、日本国内38台、全世界120台で治療される年間2万人以上の治療が実績となって、よりよい治療に繋がっています。ガンマ線での照射量はサイバーナイフなどの使用するリニアックでの照射量の参考にはなりません。リニアック(サイバーナイフ)はこれから有効で安全な線量を決めなくてはなりません。 サイバーナイフでは1−2カ所までが照射の限度です。ガンマナイフの照射プランは何カ所病変があっても、同時に治療できます。多数の病変を治療すれば、狙ったところは確実に照射でき、隙間の部分 にはある程度の放射線を当てることで 全脳照射に近い効果も期待できます。ガンマナイフでは照射の際には視神経など危険な個所を避けてプランニングしていますので、多数病変にもガンマナイフは全脳照射より遙かに安全で確実な治療になります。 当院ガンマナイフセンター長 蓮井光一医師(脳神経外科学会専門医)は個人で約1、000例、4年以上の治療実績を持つ専門医です。安心してお任せいただけます。確実に治療してさしあげたい患者さんには是非ともガンマナイフをお勧めいただきますよう、お願い申し上げます。 2002年10月
医療法人岡村一心堂病院
理事長 岡村 一博 TEL 086-942-9913 (ガンマナイフ予約) | |
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