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サーモトロン-RF8を用いたハイパーサーミアの臨床例 ◎原発性肺癌(カタログより) 東京大学医学部胸部外科 |
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<患 者> 65歳、男性。 <主 訴> 嗄声。 <診断所見> X線写真で左肺門より左上葉S1+2にかけ、 12X7cmのtumor massが認められ、CT、 MRI、アンギオなどの総合的診断で左縦隔 への浸潤が示唆され、Stage IIIbと診断 された。TBLBでの組織型は扁平上皮癌で あった。(図1,2) |
![]() 図1 ハイパーサーミア前 |
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<治療方法・経過> 放射線合計40Gy、およびサーモトロン- RF8によるハイパーサーミアを43℃、750 Wで合計8回施行したところ、XP上で腫瘍 径40%以上の縮小が認められた(図3)。 外科的に左上葉を切除し、縦隔リンパ節 を廓清の上、心膜を合併切除し、肺動脈を 左肺動脈主幹から肺動脈幹にかけて部分切 除し、動脈欠損部の angioplasty を行っ た。 合併切除した縦隔胸膜浸潤部の組織像を みると、大部分が壊死または線維化してお り、癌細胞はほとんど認められなかった。 |
![]() 図2 ハイパーサーミア前 |
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<考 察> 原発性肺腫瘍の場合、術前施行群が有効で あった。長期の生存例もみられており、補 助療法として有効な方法の一つになると考 えられる。 |
![]() 図3 ハイパーサーミア8回 放射線40Gy後 |
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