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煙草はどんな影響があるか


煙草が体に及ぼす害は、医学的にも社会的にも大きな問題になっています。
喫煙によって生じる有害な物質はたくさんありますが、特に次の三つが重要です。

 (1)ニコチンは、人体の働きと直接関係のある脳幹部を麻痺させ、血管を収縮させた
  り、血液の流れを遅くさせたりします。
  肺や心臓、血管、さらに神経に異常を起こす犯人ですから注意します。
  糖尿病では、もともと小動脈や毛細血管に障害がおきやすいのですから、喫煙を続
  けることによって、いっそう病状が悪化する恐れがあります。
  病気が長くなるにつれて、喫煙量も多くなり、網膜症が明らかに進行していくこと
  もわかっています。
  したがって、節煙ではなく禁煙が望まれます。
 (2)煙草のヤニの中に含まれているタールは、コールタ−ルのようにどす黒くてべ
  とっとしていますが、これは強い発癌物質であることは疑う余地がありません。喫
  煙者に肺癌が多いのは有名な事実ですし、胃癌の発生にもタールが関係していると
  いう報告があります。毎日平均二十本以上、二十年間煙草を吸い続けている人は、
  これらの癌の危険性が大きいということを知っておく必要があります。
 (3)煙草が高い温度で燃焼するときに生じる一酸化炭素ガスは、直接人体の細胞組織
  をおかします。このガスは血色素(ヘモグロビン)と急速に強く結合し、酸素と血
  色素との結合を妨げます。
  元来血色素は、身体のすみずみまで酸素を運搬する役目を持っているので、一酸化
  炭素が血色素と結合して容易に離れないため、血液の酸素運搬能力が落ち、多くの
  臓器に影響をおよぼします。

 以上のことより、我々は禁煙を強くお薦めしています。


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