![]() 平成16年12月29日 第164号 |
| 放射線治療機器(ライナック)稼働 |
| 放射線治療専門医 野元諭 | |
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直線加速器放射線治療機器(ライナック)が平成17年1月4日より稼動致します。 日本放射線腫瘍学会が推奨する放射線治療とは三次元治療計画をもとに直線加速器放射線治療機器にて放射線照射をおこなうことです。当院の治療機器はエレクタ社 Precise Treatment Systemで上記条件を完全に満たす最新設備です。病変部位によりエックス線や電子線および広範囲なエネルギーの選択が可能であり、また、CT治療計画により三次元的に正常組織を温存し、病巣に集中する照射が可能です。 さらに高精度治療である体幹部定位放射線治療(肺、肝腫瘍、脊髄動静脈奇形)に関しては高精度ボデイフレームを設備しています。最近では早期肺癌においては外科的治療と同等の治療成績が欧米論文で報告されています。当院でも早期に治療開始する予定です。また、強度変調放射線治療(IMRT)も施行予定です。 この最新治療機器により副作用を少なく、かつ病巣制御を向上した治療を心がけ、患者様に有益となるようにスタッフ一同、努力致します。 放射線治療に関する相談外来も行っていますのでご受診ください(月〜土曜:午後1時〜3時)。当院にはガンマナイフ、直線加速器放射線治療、温熱化学治療、高気圧酸素装置が癌治療装置としてあり、17年7月に導入予定のPET-CTによる検査を現有の最新型MRI、16列マルチCT等の診断装置と組み合わせることにより、高度な癌治療センターとして稼動していく予定です。 【ライナックの健康保険適応疾患】 1) 頭頚部〜骨盤部の悪性腫瘍 2) 体幹部定位放射線治療:肺癌、肺転移、肝癌、肝転移、脊髄動静脈奇形 3) 骨転移・皮膚転移等の緩和 4) 放射線治療が有効とされている良性腫瘍(甲状腺眼症、ケロイド等) 5) 放射線の再照射も部位・前治療法によって可能な時がありますので御相談下さい |
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