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平成18年11月20日 第196号r2                    

岡村一心堂病院 増改築工事のあらまし
理事長 岡村 一博

 今回の工事は既存棟の東に六階建ての第一期工事(3496㎡)をして、ガンマナイフの移転、ライナックの設置、MRI設置、有料老人ホーム モアライフの開設、ペット装置の稼働、35年前の旧棟のMRI撤去、建物解体、第二期工事(3752㎡)で18年前の旧棟と第一期工事を連結、ペットのバージョンアップ、旧棟の施設改修(4400㎡)、というものでした。もう20年のおつきあいになるUDD設計、今回お世話になった戸田建設に深く感謝いたします。そして何よりもご近所、患者さんにもいろいろとご不自由をおかけしました。ご協力、有り難うございました。

※ 新築建物の特徴
1.完全断熱工法の採用

一般的な内部断熱では冷・熱外気が一旦、外壁や柱といった建物構造部に侵入してしまいますが、建物外面で断熱することで、効果的な省エネルギーが図れます。壁内結露も発生せず、タイル壁との相乗効果で建物自身の寿命を大幅に延ばします。
2.三重ガラスの木製サッシ

建物の大きな面積である窓を断熱するためのガス注入二重ガラス、ブラインド、室内側ガラスと三重四重の遮蔽で外気から室内を守っています。しかし、いくらガラス断熱をしてもアルミをコンクリートに取り付ける従来工法では十分な断熱はできません。そこで部屋の窓は木製枠の米国製ペラ社のサッシとしました。6階建てビルに使用されたのはおそらく本邦初でしょう。
3.病室・廊下はじゅうたんで転倒時のケガ防止

筋力低下で転倒されたりベッドから転落する事故があとをたちません。そんなトラブルもじゅうたん床でケガが大幅に防げます。そして病棟がとても静かになりました。働く側の気持ちも、じゅうたんのように柔らかくなれた気がします。
4.個室率49%(トイレ付き)、大部屋は4人部屋

この度の増改築の大きな柱は個室化です。個室は74室になりました。そのうちトイレ付きは52室で、トイレ・シャワー付きは9室、バストイレ付きは12室です。手を伸ばせば隣の患者さん同士が握手できた6人部屋はゆったりとした4人室になりました。
5.家族用宿泊設備

重症になられてご家族がご心配なとき、ベッドのそばの床上で付き添って頂いていましたが、和室の家族宿泊室を2室、洋室の控室は3室ご用意しました。ご家族の看病疲れで病気になってしまうなどということのないよう、ご利用下さい。相談室も随所に設置しましたのでプライベイトなことも気兼ねなくご相談下さい。
6.水琴窟のある光庭

2階のリハビリ室にお越し下さい。吹き抜け空間にこじんまりとした、和風庭園があります。庭師岩本俊男さん作の光庭に竹原実さんの水琴窟を設けてあります。ガラス壺、常滑焼壺、備前焼壺の三つの雫音が楽しめます。ここでは理屈抜きのボーっとした時間をお過ごし下さい。名付けて「平成の庭」です。

7.有料老人ホーム モア・ライフ

増築東側の4階から6階は、全個室の有料老人ホーム(定員39人)です。屋上には吉井川河口から瀬戸内、四国を見晴るかす庭園があります。病院と同じ屋根の下にある安心できる老人ホームとしてご利用下さい。


※ 医療施設更新
1.ペットCT、MD-CT、FPアンギオ、FP透視、FP一般撮影などレントゲン診断とMRI、画像サーバー

ペットCTは、がんの診断ができるペット(がんに集積する物質エネルギーを画像化する)とCTとを一体化したものです。高齢化により大幅に増加しているがんの早期発見に期待がかかります。MRIは1.5テスラの最高機種です。当院のX線機器はすべて「FP」仕様です。FPとはフラットパネルの略で、体を透過したエクス線をハイビジョンのようにデジタル化するパネルがついたものです。これらの画像装置を1階に集中し、「一心堂画像センター」としました。X線などの画像はすべて、画像サーバーに蓄えられ、院内のどのコンピュウターからでも、いつでも見る事が出来ます。

2.ガンマナイフ、ライナック、サーモトロン、高気圧酸素など癌治療装置

このラインアップは、いままで「がんセンター」や大型病院が担っていたがん治療を、中小病院でも受けられるよう、放射線・温熱・化学療法など(集学的治療といいます)総合的に設備したものです。「一心堂がんセンター」として稼働します。特にライナックは体幹部三次元定位照射や強度変調照射ができ効果が期待されています。

3.広い救急室、全外来が1階に集合

救急は医療の原点と言えます。ここ西大寺に当院が立地したのも救急医療をこの地域にという発想でした。満点とはいきませんが、救急はまず地元で対応できるようがんばりたいと考え、3階には集中治療室も稼働準備中です。救急室に隣接して外科系診察室が増えました。二階にあった耳鼻咽喉科、小児科など全外来が1フロアに集合しました。健診専用待合室を新設し、少しでもくつろいで頂けるようにしました。点滴室はがんに対する化学療法にも対応するゆったりしたスペースです。
4.リハビリ用流水プール

うんと広くなったリハビリ室が2階に出来ました。奥にスイメックス流水プールがあります。水の浮力で、痛みのあるところに負担をかけずに治療や筋力増強ができます。水流は全層ですから立位でも均等な負荷がかかります。水泳をしたり、浮かんだ状態でセラピストから訓練を受けたりもできます。サンフレッチェ広島、阪神タイガース、シアトルマリナーズでも採用されている装置ですから、その効果はお墨付きです。

5.広くなった透析室

20床の透析室です。12床からほぼ倍増しました。ベッド間隔は中心間の距離を190センチにして、お隣さんが気にならないようにしました。個室の透析室もあり、重症時やアメニティ対応ができます。透析室が広くなったことで、感染や事故リスクが大幅に減少します。肝心の水精製装置はJMS社製を採用し、エンドトキシンも極く少なくなりました。体にやさしい透析ができるようスタッフもがんばります。

6.完全電化厨房

最上階の6階にあるパノラマ食堂は開院時からの当院の自慢です。見晴らしの良い食堂までリハビリがてらお食事にお出かけをしていただいています。今回、窓を改造したり、フェンスを下げたりして、以前よりも少し見晴らしがよくなりました。隣接する厨房は今まで暑い寒いの職場でしたが、電化厨房に踏み切ったおかげで快適環境になりました。もちろん食品衛生面からも確実にアップしました。食器洗浄室のゴミサー(厨芥処理機)で生ゴミはほとんど出なくなりました。


※「ありがとう20年」に向けて
 昭和63年5月に開院し、18年間、ここまでやってこられましたのも地元の皆様方の大きなご協力、地域住民の方々のご支援、関係団体各位のご指導があってこそでした。ほんとうにありがとうございます。皆様方にさらに求められる病院になるよう励みますので、今後ともよろしくご鞭撻下さいますようお願いいたします。



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