新年のご挨拶

岡村一心堂病院 新年のご挨拶

平成31年 新年のご挨拶

岡村一心堂病院 院長 仲原 純一

皆さまには健やかな新年をお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。

年末年始は少し気温が低い日もありましたが、概ね天候に恵まれ穏やかなお正月となりました。昨年は岡山県も大水害に見舞われるなど大雨、台風、地震など天変地異による被害の多い大変な年でした。

今年は亥年ですが、亥年は地震などが多いと言われています。 過去にも関東大震災など大きな地震がありました。今年は平成が終わり、新しい年号の時代に変わります。何か大きな変化が予感される年です。

 

2019年の干支は己亥(つちのとい)で、己亥は草木の次のような状態を意味します。

◦己→草木が十分生い茂って整然としている状態

◦亥→草木が枯れ落ちて、種の内部に草木の生命がこもっている状態

これを人、社会に置き換えると、己亥の年は完成した自己や成長した組織が足元を固め て次の段階を目指す準備期間の年と言うことになります。当院の干支は戊辰(つちのとた つ)ですが、己亥はまさに当院の現状を示すような干支だと思います。

当院は今年も前理事長の残した良い財産を生かしながら少しずつ人、組織の改革を行っているところです。 職員から上がって来る声に耳を傾けながら、より働きやすい職場を作っています。これにより院内が明るく活発になり、当院を利用して下さる患者さんも心地よく過ごすことがで きます。また医療経済も厳しい状況が続く中、当院の高度医療機器は更新の時期を迎えて います。地域の人々により良い医療を提供するためには、欠かせないものであり、これらも順次更新を進めて参ります。

 

より良い医療を地域の人々にをモットーに救急、癌治療、緩和医療、健診を行って参り ましたが、これらに加え循環器疾患への対応にも力を入れています。特に循環器は2人体 制となり、心臓カテーテル治療を含めた循環器救急に十分に対応できます。また消化器外 科も3人体制になっており、地域の付託に応えうる状態になっています。

職員一同、新年こころを新たに地域の人々の健康を守るべく努力する所存ですので、本 年も岡村一心堂病院を宜しくお願い申し上げます。皆さんにとっても、素晴らしい一年に なることをお祈りいたします。