< 入院のご案内 >


 

> はじめに
新型コロナ対応 について 行政の制度や指針変更に対応しながら、入院患者さんの安全を最優先に考え対応を行っています。入院期間中にご案内が変更になることもございます。

 

デジタル版入院案内 をダウンロードいただけます。(予告なく変更する場合がございます)

 

 

入院の面会について


[面会時間]
平日 14:00〜16:00

・予約不要
15分以内で飲食不可。
・来訪者は2名まで同時面会可能。
・中学生以下は不可
・来訪者に熱、咳、体調不良のないこと。

[面会方法]
入院階のナースステーションで職員にお声掛けください。患者さんの入院階がご不明な場合は受付でお尋ねください。受付で部屋番号はお伝えしておりません。
※患者さんの体調により面会できないこともございます。

 

オンライン面会


LINEを利用したオンライン面会に対応しています。

[面会時間]
火〜金 14:00〜16:00

・1回5分のLINEによるテレビ電話
・火〜金対応、月土日祝と祝翌日は不可。予約サイトでは祝翌日も選択できますが対応できません
・オンライン面会の申込みいただけるのは、患者さんの配偶者、親子、兄弟(兄弟)、孫に限定しています。
・準備やお申込者の方とのやりとりがございますので最短のご希望日は5日後以降となります。

 

[申込み方法]
予約専用サイトよりお申し込みください。患者さんの入院階毎に分かれています。お申し込み後、内容を確認し担当よりメールでその後の流れをご案内します。

予約サイト(外部サイトREVERVA)

 

 

 

患者さんの権利

岡村一心堂病院職員は、当院で加療される方の以下の権利を擁護するため、つぎの行動宣言をします。

  1. より良い医療を公平に受ける権利
    私たちはより良い医療を公平に提供することに努めます。
  2. 個人の尊厳とプライバシーの保護
    私たちはおひとりおひとりの人格、価値観などを尊重し、当院との相互の協力関係のもとで適切な医療を提供いたします。当施設内で、他人にプライバシーが侵害されないよう配慮いたします。
  3. 説明による同意と自己決定権
    私たちは検査・治療法などの効果とその副作用、他の治療法などについて、わかりやすい説明をし、最適の医療をご自身の責任において同意のうえ、選択していただけるよう努めます。医療行為の選択にあたっては、他の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞くことができます。
  4. 自己情報の開示と守秘に関する権利
    私たちは受診された方、患者さんの個人情報は、厳重に守秘いたします。当院で行われた診療に関する自己情報の開示のご請求には速やかに応じます。受診された方、患者さんが、自己の責任においてその情報を管理し利用する権利を尊重いたします。

岡村一心堂病院は個人の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することを社会的責務と考えます。個人情報保護に関する方針を定め、職員及び関係者に周知徹底を図り個人情報保護に努めます。

「個人情報に関するページ」>>

 

 

患者さんに守っていただくこと

  1. 入院中に飲酒、喫煙はできません。
    全館、敷地内禁煙で入院中禁煙です。タバコとお酒は種類に関係なく禁止です。飲酒、喫煙は退院措置の対象となります。
  2. 迷惑行為を禁止します。
    他の患者さんや職員に対して、暴力、暴言、大声を出す、施設や設備及び備品の破損などの迷惑行為を禁止します。警察と連携し強制退去の措置をとります
  3. 病院内で撮影(写真・動画)や録音はできません。
    許可を得た場合を除いて一切を禁止します。SNSや動画サイト等へアップロードする事も禁止します
  4. お心遣いは受け取れません。
  5. 貴重品の管理をお願いします。
    貴重品・現金の管理は、ご自身でお願いします。事故・盗難について当院は一切責任を負いかねます。高額な現金、貴重品は持参しなでください。3階東病棟ロビーに貴重品保管庫(税込み33円/日額)がご利用いただけます。
  6. 入院中の駐車場のご利用は有料です。
    入院期間中に駐車場をご利用になる場合はお申込み(330円税込み/日額)が必要です。駐車場での事故・盗難等について当院は一切責任を負いかねます。

 

入院時の持参物

書類関係

  1. 健康保険証
    健康保険証、高齢受給者証、身体障害者証、特定医療受給者証、介護保険証などお手持ちの医療・介護に関する認定証。 ※限度額認定証について持参不要です。
    マイナ保険証使用できます。
  2. 誓約書・申込書
    入院誓約書、個室申込書、情報施設(テレビ)申込書
  3. 「入院のご案内」
  4. 退院証明書
    3ヵ月以内に他の医療機関を退院された方は退院時に発行されています。

 

お薬

  1. 現在飲んでいるお薬すべて
  2. お薬手帳
    当院発行のミニカルテをご利用の場合はミニカルテをお持ちください。
  3. 健康食品やサプリメント
    何かお飲みの方は商品名が分かるものをお持ちください。

 

入院生活用品

  1. 寝間着、下着類、タオル、バスタオル、洗面用具、入浴用具、コップ、ティッシュ
    ※スプーン、箸は食事毎に病院でご用意します。
    ※ポット、ケトル、冷蔵庫などの電気調理家電の持ち込みはできません。
    ※ひげ剃りは電気シェーバーをご持参ください。カミソリ類はケガや事故防止のため持ち込み禁止となっています。

 

 

緊急時

火災、地震などの災害が発生した場合は職員が誘導します。落ち着いて行動してください。避難の際はエレベーターを使わず非常階段を利用します。入院階の非常口をご確認ください。入院された各部屋の入口付近に避難経路を貼付しています。

 

3階 タップで画像を拡大可

 

4階 タップで画像を拡大可

 

5階 タップで画像を拡大可

 

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2.入院中に(必読

 

 ご協力ください。

● 入院後の転棟(病棟の移動)について
病状や入院日数等により病棟間の移動が必要な場合があります。移動時期は、患者さんの病状や治療内容により異なります。主治医または病棟看護師長よりご案内がありましたら転棟へご協力をお願いいたします。

● 入院中の他院の受診(お薬など)について
入院期間中は基本的に他院の受診はできません。他院で処方されているお薬が必要であったり、他院の受診予約があるなどの場合は当院の看護師までご相談ください。入院中に他院で受診(お薬も)された場合、健康保険が適応されず、他院受診費用が全額自費になる場合があります。

 

お薬の服薬
入院中は当院の指示に従い服薬してください。他院処方のお薬は入院時に薬剤師が確認を行い、主治医の指示により服薬・中止をご案内いたします。

ナースコール
看護師にご用の際は、各病床に備付けのナースコールを押してお知らせください。トイレやシャワー室にもナースコールを設置しておりますので気分が悪くなった時は遠慮なくお知らせください。

洗濯物・お荷物の受け渡し
感染防止対策として洗濯物とお荷物の受け渡しは、1階で当院職員との間で行います。対応時間は平日14時〜17時となります。総合案内または1階受付までお声掛けください。

外出・外泊
外出・外泊は医師の許可が必要になります。外出・外泊を希望される方は病棟看護師までお問合せください。

寝具と清掃
シーツ類は当院の予定に従い順次交換しております。汚れた場合は適宜交換しますのでお声かけください。ゴミの回収と清掃を各号室の予定に従い行っております。

 

< 相談窓口のご案内 >


各病棟階に窓口の掲示を行っています。

医療福祉相談
入院中あるいは退院後の生活の不安、悩み事についてはソーシャルワーカーがご相談をお受けしております。介護保険の認定や相談も承っています。
▶ 看護師までお声かけください。

個人情報相談窓口・苦情相談
病院に対する苦情は専門担当者がお伺いします。
▶ 1階総合受付にお申し出ください。

各階設置のご意見箱や退院時にお渡しする退院時アンケートもご活用ください。また、こちらからご意見を送信 することもできます。

入院生活上の相談
▶ 入院階の看護師、若しくは看護師長にご相談ください。

 

 

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3.入院生活のご案内

 

ここでは入院生活についてご案内します。

 

 

入院の1日は、上図のような流れになります。もちろん検査や手術前後などはこの限りではありません。

・起床は6時、就寝は22時です。
・検温は10時に行います。(症状などにより6時、14時、18時など他の時間にも行います。)
・テレビの利用は6時〜22時の間となります。※テレビ料金は個室は個室料金に含まれています。2人部屋以上では申込みが必要(660円税込み/日)です。家電の持ち込みは禁止しています。

[ Wi-Fiについて ]
・フリーWi-FiのSSIDとパスワードは、1階病院入口すぐのホワイトボードに記載しています。病棟内では繋がらない場合もあります。

 

 

食事について

・岡村一心堂病院では、病院内で管理栄養士が栄養管理を行った食事を調理師が調理しています。
アレルギーのある食材がある場合は必ず看護師までお申し出ください
予定された入院では、入院案内とともに入院時の質問事項を一緒にお渡しします。そこで薬や食べ物のアレルギーを記載する項目があります。急遽の入院の際も同様の用紙をお渡しします。
・朝食は8時、昼食は12時、夕食18時に順番に配膳します。

 

< 食事の特徴 >

当院の提供する食事は、1日の塩分を7gに設定して提供しまいます。


 

日本人の食塩摂取量の平均・・・10.1g

食塩摂取量の平均値は10.1gであり、男性10.9g、女性9.3gである。この10年間でみると、男性では有意に減少、女性では平成21~27年は有意に減少、平成27~令和元年は有意な増減はみられない。年齢階級別にみると、男女とも60歳代で最も高い。

厚生労働省「令和元年 国民健康・栄養調査結果」から引用しています。

 

それでは、推奨される摂取量はどれくらいなのか?

目標量(食塩相当量として)は、成人1人1日当たり男性7.5g未満、女性では6.5g未満

厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年度版」から引用しています。

 

男女差はありますが、目標量と比較しておよそ3g多く食塩を摂取していることになります。

当院では7gに設定して食事を提供しています。普段、味の濃いものを食べている方ほど味が薄く感じ、違和感なくお食事ができる方は普段の塩分管理ができていますことになります。参考にしてみてください。減塩は病気の予防にもつながりますので入院をきっかけに塩分摂取を見直しましょう。

 

< 食事の取り組み >

お食事は楽しみの1つでもあります。

そこで、患者さんの嗜好に応える取り組みとして、病状や検査などで制限された方を除いて選択食を実施しています。選択食は夕食の主菜(メインですね)を2種類からお選びいただけます。

 

ある日の選択食をご紹介します。

 

また別の日は、

どちらも実際に提供している主菜です。(2022年11月撮影)

入院された時に「食事関するご案内」を行っています。詳しくは看護師までお問い合わせください。

 

ハート食」・・・(有料 プラス309円税込み/日)

がん患者さんをはじめ、食欲不振の患者さんを対象に、のどこしがよいもの・食べやすいものを取り入れ提供します。こちらは1日単位の予約制となります。予約は希望日の一週間前を締め切りとさせていただきます。なお、特別治療食(糖尿病、腎臓食など)を召し上がっている方のハート食は、医師の許可が必要となります。詳しくは看護師までお尋ねください。

 

外出・外泊について

・入院中の外出、外泊は許可が必要です。
・入院期間や病状によっては許可されない場合もあります。また、入院期間中は基本的に他の医療機関への受診はできません

 

<他院でのお薬>

他院で処方されているお薬については、入院期間中は当院での処方となります。専門診療科における処方などは、医療機関への連絡/調整を行います。入院期間中の他医療機関の受診は基本的に保険適応になりませんのでご自身で判断される前に、病院職員までお声掛けください。

 

<お車の駐車>

入院中にお車を駐車する場合は、1.指定の料金がかかり、2.指定の駐車場所があります。駐車上の巡回も行っていますので必ず申請ください。

駐車料金・・・330円税込み/日

急遽、外来受診などから入院された場合も同様です。駐車上での事故、盗難等に関して当院は一切責任を負いませんのでご注意ください。

 

売店オレンジ(1階 入口横)

・飲料、食品の他、日用品の販売を行っています。

営業時間
平日(土日祝休み)9:00〜18:00

ペイペイが使えます。

 

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4.入院費のこと

個室のご希望と費用について
・個室を希望される方は、医師または看護師にお知らせください。但し満床の場合は、お時間を頂くこともございます。
・室料差額は健康保険適用外ですので全額自己負担です。
・室料差額料金は入院日数で計算(入室日、退出日もそれぞれ1日分の費用が必要)いたします。宿泊施設等の料金とは算定方法が異なりますので、あらかじめご了承ください。

入院費用の請求とお支払い
<入院期間が月をまたぐ場合>
入院が月をまたぐ場合は、1月分を翌月10日頃に請求いたします。翌月10日までに退院される場合は退院時にすべての請求を行います。

<退院時>
退院時に請求書をお渡しいたします。

<お支払い>
・お支払いは1階会計窓口にてお願いいたします。
・お支払い方法は現金と各種クレジットカード、デビット決済のみです。

・事前に概算をお知りになりたい場合は、入院事務担当者へお問い合わせください。
・病院内に金融機関のATMはございません。近隣では病院すぐ西側:天満屋ハピータウンにATMがございます。

高額療養費について

病院窓口で自己負担額全額を支払い、申請することによって、(収入により区分される)自己負担の限度額を越えて支払ったお金が戻ってくる制度が高額療養費制度ですが、「限度額認定証」という証明書を発行して、事前に病院に提示することで、病院窓口での支払い時に限度額を超えて支払うことのないようにできます。

例)60歳 国民健康保険加入 限度額区分「エ」のAさん 初めての入院で自己負担額が10万円かかった場合。
限度額区分「エ」の自己負担限度額は57,600円

○ 通常は
病院窓口で自己負担額10万円を一度支払います。領収書を持って、市・区役所(国民健康保険)へ行き、高額療養費の申請を行います。数ヶ月(2〜3ヵ月)後に、申請時に指定した口座に限度額を超えて支払った金額が戻ってきます。(例の場合、42,400円が戻ってきます。)

○ 限度額認定証を申請して、病院に提示すると
病院窓口での請求額は高額療養費の限度額である57,600円になります。限度額以上を支払う必要はありませんので、後にお金を返してもらう為に申請に行く必要もありません。

注意事項)
・限度額の金額は収入(標準報酬月額)により区分されます。
・限度額認定証は必ず事前にご提示ください。
・急遽の入院などの場合、ご家族が対応できる場合は、加入している保険者にお問い合わせください。

下記をクリックすると各保険者の高額療養費のページにリンクします。

協会けんぽ
岡山市 国民健康保険
瀬戸内市 国民健康保険
備前市 国民健康保険
倉敷市 国民健康保険
組合健康保険は各組合保険者へお問い合わせください。

ご不明な場合は病棟事務担当者に遠慮なく問合せください。

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