岡村一心堂病院のがん治療について

当院では、診療、がん健診・人間ドック、他院からのご紹介において検体検査、診断機器、病診診断を組み合わせ正確に診断を行い、患者さんと共に治療方針を決定し、外科的治療化学療法放射線治療温熱治療を行っています。セカンドオピニオンについては、当院治療中から他院へのセカンドオピニオン、他院治療中から当院転院を視野に入れたセカンドオピニオンのいずれにも対応しています。がん終末期医療の緩和ケア内科を標榜し、緩和ケア病棟(21床)を有しています。

緩和ケア病棟

 

胃がん・大腸がん・肺がん・肝がん・乳がんに対し外科的治療に対応しています。その他では耳鼻咽喉科による頭頚悪性腫瘍手術(咽喉頭がん、甲状腺がん)、泌尿器科による前立腺がん、膀胱がんなども手術対応しています。

 

 

目 次

□ チームで患者さんに寄り添った医療を提供します。
当院のがん治療3つのポイント

□ がん相談支援体制について
相談体制やセカンドオピニオン

□ お問い合わせ先

 

 

チームで患者さんに寄り添った医療を提供します

各診療科の医師に加え放射線診断医、放射線治療医、病理医など多くの専門職員ががんの診断から治療まで関わります。3つのポイントでご紹介します。

 

Point 1 迅速で正確な診断


血液検査などの検体検査をはじめ、CTやMRI、超音波断層診断、病理組織診断を院内で実施することができます。主治医を交えそれぞれの専門医が診断を行います。がんの診断に欠かせない「PET/CT」も備え次の治療の段階へ迅速に繋ぎます。一部の機器をご紹介します。

 


・320列マルチスライスCT(Aquilion ONE Volume Evolution Edition 東芝製)


・MRI装置(Ingenia 1.5T フィリップス製)


・PET-CT装置

・マンモグラフィー装置(SERENIA Dimensions)

上記の他、内視鏡装置、超音波診断装置等を組み合わせ診断を行います。

 

 

Point 2 術中迅速病理検査


手術中に切除範囲を決めたり、リンパ節転移の有無の確認が必要となった場合、迅速病理診断が可能です。可能な限り負担の少ない手術を目指しています。

 

 

Point 3 化学療法・放射線治療


認定医・専門医が診療にあたり、診断・手術した医師のもとでがん治療を受けることができます。院内で連携をとっているので安心感が得られます。放射線治療のひとつ「ガンマナイフ治療」は約3,000例の実績があります。

それぞれの治療の紹介ページをご覧ください。

 

ガンマナイフ

ハイパーサーミア

ライナック

 

がん相談支援体制について

患者さんやご家族の療養、生活の不安等がんに関する質問や緊急時の対応などの相談に応じて様々な職種のスタッフと連携しお答えします。専門的知識を持った医師のがん相談外来もあります。ご希望の場合はご連絡下さい。予約日の調整を行い日程の決定をいたします。

 

来院日にご持参していただくもの
・診療情報提供書
・血液検査等の検査データ
・CT、MRI等の画像データ

 

セカンドオピニオンについて


当院受診中から他院へのセカンドオピニオンご希望の場合は受診時、または地域連携室にご相談ください。

・がん医療について他施設との連携をしています。
・岡山大学病院と遺伝カウンセリングの連携保険医療機関になっています。
・岡山県統一版5大がん地域連携パスを用いて岡山県がん拠点病院等と連携を行っています

 

 

 

連絡先:地域連携室


月〜金曜日(祝日除く)9:00〜17:00

電話 086-942-9932