感染を防ぐために・・・

一心だより381号

 

今回のテーマは、
不織布マスクの使用をお願いします。』です。

今年、第一号の一心だよりです。

昨年の緊急事態宣言から一年経たずして、首都圏をはじめ大きな経済圏に対して、再度、緊急事態宣言が発出されました。理由はもちろん新型コロナウイルスの感染拡大防止対策です。岡山県においても連日、感染者の発表が続き感染者合計が1,800人を超えました。感染防止には基本的な感染防止対策の徹底した継続が非常に重要となります。その中で今回はマスクについてのお願いです。

一時、品薄状態だった不織布マスク(サージカルマスク)は、販売金額も落ち着き、スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで購入できるようになりました。品薄時に洗って再利用できる利点とファッション性を兼ね備えて活躍した布マスクですが、飛沫を飛散させないことでは有効ですが、吸い込みに関してはやはり不織布マスクの方がより効果的です。

医療機関受診の際は、ご自身は勿論、他の患者さんも含めより感染リスクを回避する選択が必要です。

 

医療機関受診の際は不織布マスク(サージカルマスク)のご使用をお願いします。

 

<ポイントは3つ>

1.感染が非常に広がっている状況がすぐそこにある
2.布マスクより不織布マスクの方がより効果的
3.不織布マスクの品薄が解消された

みなさまのご理解とご協力をお願いします。

 

一心だよりは画像をタップ。

(PDF:219KB)

 

● WEB版 ●

ここからは、WEB版です。

マスクの種類による効果、さらにフェイスシールドやマウスシールドについての効果もわかる資料です。


[ 出典 ]
豊橋技術科学大学 全音楽譜出版社

実験結果によると、不織布マスク、布マスクの比較において、吐き出し飛沫量はほぼ変わりません。しかし吸い込み飛沫量ではやはり、不織布マスクの方がより抑えられる結果となっています。ウレタンマスクは効果が低い結果となっています。最近では特殊なフィルターを使った布マスクも販売されていたりしますが、やはり、不織布マスクがより効果的な選択となります。

最後までお読みいただきありがとうございます。今年も分かりやすくをモットーに情報発信を行ってまいります。

 

掲載内容について、「マスクやフェイスシールドの効果」の実験結果、イラストは、国立大学法人豊橋技術科学大学へ申請、ご快諾をいただき掲載させていただいております。当院のホームページより画像を転用して掲載しないようにお願いします。