概要

臨床検査科では、採取した血液や尿、便、細胞などを調べる「検体検査」と、心電図や脳波など患者を直接調べる「生理機能検査」の2つをおこなっています。

 

特徴、特色

血液・尿検査などは、365日、24時間いつでも検査を30分内に報告。

正確かつ迅速な報告をおこなうことで、一刻をあらそう「救急」、診察時にその日の結果を報告する「診察前検査」に貢献しています。

生命に危険がおよぶ極端に異常な「パニック事象」が出たり、がんの細胞診で悪性所見がみられたら、直ちに主治医に報告し緊急対応がとられています。生理検査では、心・血管系の検査が注力されています。その他、細菌の同定と抗生剤の感受性テストなどの検査、腹部エコー、癌の細胞診などについても、迅速で正確な報告を行っています。検査は14名の臨床検査技師が担当しています。

 

高齢者の基準範囲の臨床診断支援への応用

少子高齢化で、高齢者が7-8割をしめている現状で、基準範囲(正常値)は検査結果を正確によみとく上で必要ですが定まっていません。

本院では、糖尿病、貧血、肝・膵臓・腎、腫瘍マーカなど日ごろ多用している70項目の高齢者検査について、共同研究で男女別・5歳きざみの基準範囲を算定しており、診断支援に応用しています。

松田 信義

まつだ のぶよし

  • 日本臨床検査医学会臨床検査専門医
  • 川﨑医療福祉大学名誉教授