こどもの便秘

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一心だより368号は『こどもの便秘について』こどもの便秘チェック-つらい排便をさせないために-ということで近年増加していると言われているこどもの便秘について取り上げています。

 

 

 

 

 

先ずはチェックしてみましょう。チェック項目は次の5つ

□ 排便回数が1週間に2回以下。
□ 多量の便がたまる。
□ 痛みを伴う排便あるいは排便困難。
□ トイレが詰まるほどの排便。
□ いったんトイレで排便できるようになった後に便を漏らすようになった。

5項目の内2つ、1ヵ月以上続くとき『慢性便秘症』と診断されます。

 

慢性便秘症になるきっかけは??

ある時から便秘がちになり、だんだんひどくなったということがよく聞かれます。離乳食の開始、食事内容の変化や好ききらい、不適切なトイレトレーニング、入園や小学校入学、引っ越しといったことが慢性便秘症のきっかけとなります。

赤ちゃんは肛門が反射的に開いて排便するということを繰り返していますが、成長すると意図的に肛門を閉じて我慢できるようになります。意志の力で排便をがまんできるようになってから、痛い、いやな排便を経験すると慢性便秘に陥りやすくなります。すなわち、排便を我慢したために便は直腸にたまり続け、さらに硬く大きくなってますます排便困難になる悪循環に陥るのです。

 

 

 

 

 

つらい排便をさせないために

現代の日本にはおいしいものがあふれています。こどもにとっておいしいもの、好きなものだけを食べていると食物繊維の少ない食事になりかねません。また、こどもがトイレで排便するのは大変です。食べてほしいものを楽しくたくさん食べて自分の気に入った方法で排便できるように無理なくトイレトレーニングをすすめる。そんな子育てをしていただければと思います。

 

総合診療科・外科 上野 滋(うえの しげる)
■東海大学小児外科学名誉教授
■日本小児科外科学会専門医・指導医
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