6つの点で表す1マス

社会福祉法人岡山県視覚障害者協会 より2020年10月発行版『点字電話帳』を寄贈いただきました。貴重な1冊をいただきありがとうございます。外来の電話コーナーに設置し活用させていただきます。

 

さて、11月1日は『点字の日』だそうです。日本点字制定記念日ということで、1890年(明治23年)11月1日に点字選考会で石川倉次の案を採用することを決定した日にちなんでということです。日本版点字の歴史、意外と最近??という印象がします。それまでは、欧米の点字を利用しローマ字表記で日本語を表していたようです。1マスに縦3、横2の6点で表す点字、実際に触ると分かりますが、1マスに何点あるかすぐに分かりません。それくらい指先の感覚に集中されているのだと思います。

点字は6点の中で母音と子音の組み合わせで表現されています。

 

[ご受診に際して]

視覚障害者の方のご受診に際しては、サポーターの方が同伴して受診されることが多いと思いますが、お一人の場合でも、職員が適切にサポートいたします。また、聴覚障害の方の対応としては、耳マークを掲示しており、筆談対応を行っています。病院内の移動やご案内も職員間で連携し、来院から受診、またお帰りまで不安がないようサポートいたします。